オススメ度 ★★★★☆ 4/5
単純なルールによって成功したさまざまな事例を紹介し、シンプルなルールの力とその方法を説明する。
イエズス会やミツバチの行動など、あらゆる組織の例をあげて、シンプルなルールが機能することを説明していく。中盤ではビジネスシーンを中心に成功した例を紹介しており、後半ではうつ病や婚活などプライベートでの例を紹介している。
そんななかでシンプルなルールを3つのカテゴリに分けている。
- 境界線ルール
- 優先順位ルール
- 停止ルール
である。
シンプルなルール=簡単にできるルール
ではないということである。シンプルなルールだからこそ、外部から押し付けるのではなく、現場の経験や長い時間をかけて発展や試行錯誤が重要なのである。シンプルなルールをつくる基本として4つ挙げている
- 「自分の経験」をとことん利用する
- 「他社の経験」をうまく拝借する
- 「科学的証拠」で巧みに補強する
- 「話しあい」でレベルを上げる
である。
改めてシンプルなルールはを作ることで行動を起こしやすくなると気づいた。今までも無意識に作っているものなどあったが、さっそく意識して会社やチームのコミュニケーション指標や毎日の趣味にとりいれてみたいと思った。
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