オススメ度 ★★★☆☆ 3/5
雑談をあらゆる人間関係の入り口と説明し、その手法を語っている。雑談の始め方、話題の選び方、聞き方などをそれぞれ詳細に説明している。
多くの男性がそうであるように、僕自身はあまり沈黙が苦にならないのだが、一緒にいる相手がときどき気詰まりに感じているような気配は感じたりする。どこかで雑談は人間関係を円滑にするための手段、という話を耳にし、多少なりとも技術を磨いておけたらと感じ、本書にたどり着いた。
印象に残ったのは、聞き方の説明で、本書では
なるほどですね、そうですね、は「話を聞いていない人」の反応
と切り捨てており。理想のあいづちの「さしすせそ」をあげている
さ さすがですね。
し 知らなかったです。
す 素敵ですね
せ センスがいいですね。
そ それはすごいですね。
し 知らなかったです。
す 素敵ですね
せ センスがいいですね。
そ それはすごいですね。
また、話し手が自然と話し出してしまう質問として、
何か特別なことをされているんですか?
もあげている。
どれも今日から実現できそうなことばかりである。
最後の章では人間のタイプ別の雑談の進め方を説明しており、すでに雑談力に自信のある人はぜひ使いこなしてもらいたい。全体的に非常にわかりやすくまとまっており、今日からやってみたいと思える内容があふれていた。。
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