オススメ度 ★★★☆☆ 3/5
家庭の都合からワシントン州のForksに引っ越した高校生のBellaはそこで父親との新たな生活を始める事となる。しかし、新しい高校でBellaは他からは距離を置いているグループと出会い、次第にそのなかの一人Edwardに惹かれていく。
映画にもなった有名な物語。すでに映画を第3作まで見てしまったため、どうしても映画の印象が拭いきれないが、聞くところによると、小説が非常に美しくまとめられているということだったので読む事にした。
今更説明するまでもないが、本作品は人間と吸血鬼との恋愛物語。第1弾の本作品は基本的にはBellaとEdwardが惹かれ合い、お互いの生き方考え方の理解を深めていく様子が主に描かれているため、あまり大きな展開はない。続編に対する下準備という意味で読むべきだろう。
強いて言うなら吸血鬼という生き方に憧れるBellaの気持ちが巧く伝わってくるような描き方がされている気がする。BellaとEdwardの会話のシーンが多いので、若干退屈するかもしれない。