オススメ度 ★★★☆☆ 3/5
読書時間ゼロの大学生が過半数を超えたという。そんな現状を嘆いて、著者は読書の効用を進めている。もちろん、大学生が何も読まないわけではないしいろんな情報には触れているのだろう。しかし、専門バカになるのではなく、深い人間になるために、インターネットで必要な情報に触れるだけでなく、読書をするべきだと主張しているのだ。
そんな主張の中で、最近のものから古典からまでさまざまな書籍を紹介している。僕自身も年間100冊以上の本を読み、読むたびにこのようにアウトプットをしているので、たくさん読んできた気でいるが、「人間失格」「カラマーゾフの兄弟」「マクベス」「金閣寺」など、タイトルは知っているほどの有名作品でありながらも、まだまだ読んでない本がたくさんあることに気づかされた。
また、著者は本を理解するための方法をいくつか紹介している。
感情をのせて読む
本のポップを書いてみよう
好きな文章を3つ選ぶ
好きな文章は、小説においてはよくやっているが、他の2つの方法もトライしてみたいと思った。そして、本書で、紹介されている本はぜひ読んでみたいと思った。読書に刺激を与えてくれる一冊。
「ホモ・デウス」ユヴァル・ノア・ハラリ
「E=mc2」デイヴィッド・ボダニス
「金閣寺」三島由紀夫
「E=mc2」デイヴィッド・ボダニス
「金閣寺」三島由紀夫
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