「ネイティブはこの「5単語」で会話する」晴山陽一

オススメ度 ★★★☆☆ 3/5
have、take、get、give、makeの5つの動詞でどれだけ多くの表現ができるか、ということに焦点をあてて英語表現を解説している。
僕らはどうしてもその学習の過程のせいで、「have」=「持つ」や、「give」=「与える」のように覚えており、その覚え方のせいで、この5つの動詞の表現の幅をせばめている。多くの例文や会話例の中でそれぞれの動詞の意味の「捕まえ方」について解説している。
英語の表現を増やすうえで、使える単語量を増やすのはもちろん大切だが、すでに知っている単語の用法を増やすこともまた大きく会話力の向上に役立つだろう。
本書で取り上げている5つの動詞のなかでも、特に「take」と「make」には使えていない表現があることを改めて認識させてもらった。

I take it as a compliment.
私はそれをお世辞だと思います。
I take him to be a honest man.
彼は正直な男だと思います。
This made the third time he’s said it.
彼がそう言ったのはこれで3度目です。
She made the dead line.
彼女は締め切りに間に合いました。
She made the Olympic team.
彼女はオリンピックチームのメンバーになりました。

意識して使ってこそ自らの表現となるのだろう。
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