オススメ度 ★★★☆☆ 3/5
経営コンサルティング会社マッキンゼーで活用している問題解決の手法を子供向けに語る。
本書では、小学生や中学生の日常生活で起こりそうな問題を例にとってその解決の手順を一つ一つ説明している。具体的には次の方法である。
- 目標を設置する
- 目標と現状のギャップを明確にする
- 仮説を立てる
- 情報を集める
- アイデアを出す
- 最適な打ち手を選択する
- 実行する
一方で、よくある3つのタイプをよくない例として出している
- どうせどうせ子ちゃん
- 評論家くん
- 気合いでゴーくん
ここまで子供向けの内容とは思っていなかったが、たしかに、これが自然とできる人とそうでない人がいて、できない人にはこうやって教えて、人生の早い段階で学ぶことができれば大きく人生を好転させることができるだろう。子供のために一冊あってもいいのかもしれない。
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