
オススメ度 ★★★★☆ 4/5
学生時代に出会いそのまま結婚し数年が経ったLaurenとRyanは結婚生活がうまくいかないことに気づき1年間別々に過ごすことを決意する。
LaurenにはRachelという妹とCharlieという弟がおり、Laurenの良き家族として、その結婚生活を修復しようと努めるのである。やがて、LaurenはRyanのいない寂しさを乗り越え、新たな生き方を初めていく。そして、そんななか、自分たちは本当に結婚生活を続ける意味があるのか考え始めるのである。
そしてそんななか、弟のCharlieなどLaurenの家族にも大きな変化が訪れる。すでに夫を失って長いLaurenの祖母が語る言葉が重い。
誰かがいなくても生きられるからといって、一人で生きたいわけではないのよ。
最初は軽いラブコメディかと思ったが、読み進めるうちに人間関係を続ける上での学びが詰まっていることに気づかされる。
どうして失う間際まで私たちは大切なものの重要性に気づかないのだろう?
僕を傷つけても大丈夫。僕を辱めても大丈夫。それが愛からくるものであれば。
人生に大事なのは挑戦すること。心を開いて、全力で努力し続けること。
著者の有名な本は他にもたくさんあるようなのでぜひ読んでみたい。
英語の難易度としてはかなり簡単な域に入ると思う。結婚式の表現(best manやbaby shower)など、知らなかった表現をいくつか学ぶことができた。