オススメ度 ★★★☆☆ 3/5
Agile開発の基本的な考え方を説明している。
スタートアップで仕事をしていると、基本的にAgileに則った進め方になるが、常に進め方に課題はあり、そのヒントとなるような内容があればと思い本書を手に取った。
最初はAgileの説明から入り、ScrumとKanbanという二つのAgileの考え方をわかりやすく説明している。
Scrumの基本を、
透明性(Transparency)
調査(Inspection)
適応(Adaptation)
調査(Inspection)
適応(Adaptation)
とし、Scrumの三つの役割、つまりScrum Master、Product Owner、Cross Functional Teamを説明している。一方でKanbanの6つの哲学を
Visualization
Limiting work in progress
Flow management
Making policies explicit
Using feedback loops
Collaborative or experimental evolution
Limiting work in progress
Flow management
Making policies explicit
Using feedback loops
Collaborative or experimental evolution
としてそれぞれを説明している。
どちらかというと今までScrumを中心とした体制のもとで仕事をしてきたが、部分的にKanban方式を採用した方がうまくいくことも多いので、Kanbanの考え方をもう少し取り入れてみたいと思った。
やはりページ数が限られているので、それほど印象的な内容はなかったが、Agileの進め方について簡単に理解したい人にはちょうどいいのではないだろうか。